今回は、『自分を操る超集中力』の書評です。
読書や勉強をしていると、集中力が続かないと思うことってありますよね。
おの本なら、こんな悩みへの対処法について、考えることができるかもしれません。
【こんな人におすすめ】
- 集中力を手に入れたい人
- 集中力とはどのようなものか、具体的に知りたい人
【この本を読んでわかること】
- 集中力とはどのようなものか、脳科学的に教えてくれます
- 集中力をたかめるための、具体的行動を教えてくれます
【この本を読んで面白いと思った3つのこと】
集中力の源は、前頭葉のウィルパワー
集中力が湧き出す泉は、脳の前頭葉にあります。
「ウィルパワー」と呼ばれていて、思考や感情をコントロールする力です。
「ウィルパワー」は、脳の体力のようなものです。
特徴は、2つあります。
- ウィルパワーの総量には限りがあり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。
- ウィルパワーの出どころは1つしかない
とくに重要なのは、2つ目「ウィルパワーの出どころは1つしかない」です。
「企画書を作り上げること」と「間食のチョコレートを我慢すること」という
まってく関係のないはずの行動でも、使われるウィルパワーの出どころは同じなのです。
部屋が、散らかっていると集中できない
人は集中し始めるときに、より多くのウィルパワーを使います。
机の上がきれいに整理されていない。部屋が散らかっている状態では、小さな選択(探し物)が連続して発生し、肝心な机に向かう前にウィルパワーが消費されてしまいます。
注意をそらすモノに、ウィルパワーが奪われてしますのです。
よって、集中したいのであれば、部屋や机をきれいな状態にしておいたほうが、よいのです。
集中力を高めるには習慣化が一番
ウィルパワーをなるべく使わないために、判断や決断を減らす。
判断や決断を減らす、習慣にすることが重要。
選択が多いほど、ウィルパワーを消費するので、日々の生活の中で、選ぶ場面が少なければ少ないほど集中力はあがるのです。
意思決定を減らせば減らすほど、ウィルパワーは消費されなくなります。
たとえば、毎日の家事は意思決定の連続です。食べ物のメニューを決めるのは意思決定の一つです。
私は一週間分の献立メニューをきめることで、意思決定をなくしています。
脳は、行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定の連続によって疲弊するのです。
やるべきことなら、雑事こそ即時判断することが重要です。
習慣化とは、意思決定すべき課題を即座に処理してしまうことです。
【まとめ】
集中力について、興味のあるかたは、ぜひ手に取って、読んでみてください。